歯医者、こんな治療法初めて!白い、速い、安い歯の治療法(詰め物) 、でも、、、
(2020.10.10 追記)
詰め物にレジンを使用した治療法に感動して5年前に下記のブログを書きましたが、文中にも書かれているけど心配した通り、耐久性に問題がありました。やはり奥歯には強度が足りない材料なのではないでしょうか。
左右ともに奥から2番目の歯の詰め物が欠けてしまいました。
で、結局ゴールド(金の詰め物)に戻すことにしました。高い授業料となりました。
先生は欠けても問題ない、無駄な治療をしないと言います。さらに、上の歯にもなんだか黒く見えて虫歯と疑われるところがあるから、今治療されているゴールドを外して、またレジンで治しましょうと言う。ほんとに強度に問題はないのか、、、
セカンドオピニオンが聞きたくて、以前通っていた先生に診てもらいました。(もともとお気に入りだった先生が、数年前に近所に開業して移転先から戻ってきていたので。)
特に今かかっている先生の診断や意見などは説明せず、歯の点検とクリーニングをお願いしました。すると「下の歯の詰め物が欠けてますね。これだと食べ物が詰まって困りませんか?あとこの詰め物を奥歯に使うのは強度の問題であまりお勧めしません。」とのこと。
確かに食べ物が詰まって困ってたけど、詰め物が欠けているせいだとは思っていなかった。そーなのか!。単に老化で歯の隙間が広がって詰まりやすくなったのだと思ってた。そして強度が足りないと言う説明。やっぱりか。全てが納得がいったので、こちらの先生に治してもらうことにしました。
勧められたのはゴールドか、セラミック。どちらも同じ値段。加工精度が高く歯に馴染んでよりフィットするのがゴールド、白くしたいならセラミックと言われて、ゴールドを選択。
治してみると、ほんとだ、食べ物が詰まらない!フロスが通りにくくなっていたのも無くなってストレスが無くなった!もっと早く治せばよかった。
ちなみに前の先生に指摘されてた上の歯も治療することに。今度の先生はこちらが何も言わなくても詳細なレントゲン写真を撮り、なんとなく虫歯っぽいから治しましょう、ではなく虫歯と断定、そして治療は1本のみですと言ってくれてとても納得できたし、安心です。
向かって右の奥から2番目の治療が終了。
向かって右の奥から3番目の治療が終了。残すは1本。(最終形は冒頭の写真)
以下は5年前に公開したブログです。
(2015.3.11公開)
左右の奥歯3本ずつ、合計6本の金属詰め物がありましたが、この通り。
全部で治療費約1万2千円。1本約2,000円です。
時代の進化を感じます。プラスチック系の詰め物だそうです。
昔は奥歯には使えないと言われてたのに。
約30年前、親のすねをかじってた(皆同じ?)10代の頃にゴールドの詰め物をしました。2つほど取れましたが、あとの4つは問題なく、痛みも無くこれまでもちました。この耐久性はすごいと思います。ゴールドのおかげだと思います。
しかし、
今回その詰め物の3つ目が欠けて、(諸事情があり)いままでと違う歯医者に行ったところ、これまでとは違う見解。レントゲンを撮った結果、少し虫歯の気があるのでこの際に全部詰め替えた方が良いとの事でした。(これまで行っていた歯医者は取れたものがそのまま使えるし、目立った虫歯も無い、接着剤の寿命なので付け直そうというものでした。)
そしてちょっとショックだったのが、金の詰め物とはいえ、かなり下駄を履かせており、それが虫歯の原因になるとの説明。(昔とはいえ1本1万円以内で治療ができたのはこのせいか。。。)
痛くもないのに、と思いましたが、欠けたものは直さなければならないので、まず一本直しました。そしたらこの通り。しかもこの値段。迷いはなくなりました。
★この治療の秀逸なところ
1. 速い
⇒ その場で一本治ります。型取り不要。粘性のあるプラスチックを使い、その場で流し込んで形成します。そしてLED重合用光照射器を使い、これを瞬時に硬化させます。そして整形。古い詰め物を外し、丁寧に虫歯らしいところを取り除き、この手法で修復。これで約30分です。(勤続の詰め物の場合、型を取って金属の詰め物ができるまで待たなければならないので最低2回は通う必要がありました。)
2. 白い
⇒ 金属でないので。口を開いた時の印象がここまで違うかと驚きです。色も自然です。
3. 安い
⇒ 保険が使えるので、1本¥2,000前後の治療費です。
4. 削るのが少ない(歯の負担が少ない)
⇒ 修復材を流し込んで治療するので、虫歯を削るのが最小限で済むそうです。金属のかぶせ物の場合、ある程度の大きさを削らないとダメ。また、垂直に穴を削らないと型が取れないのでダメという制約がありますが、このタイプなら流し込めるので虫歯の部分だけを小さく掘って治せるとのこと。
5. 極力麻酔をしない
⇒ 大人だけかもしれません。上述の削るのが少ないこととも関係すると思いますが、虫歯がひどくない時は麻酔をしないそうです。本来痛みを感じないところを削るので、麻酔が要らないとの事(治療費が安い事ととも関係するか)。治療が終わったあとの、あの嫌なしびれがありません。
また、削っている最中にまったく痛くないわけではありません。患者の反応を見ながら、痛い場合は削らなくていいところを削っていると判断するのか、色々削り方を工夫しています。神経が来ている事は歯が長持ちする事に繋がるので、きちんとどこまで神経が来ているのかの確認にもなると先生は言ってました。
どうでしょう、ご興味を持たれたでしょうか。
この詰め物はコンポジットレジンと言うそうです(参照:http://hanoblog.com/composite-resin-3911)。ご興味のある方はホームページ等にこの「コンポジットレジン」か「LED重合用光照射器」を使っているとうたっている歯医者を捜すのが良いと思います。
(ご参考:歯医者のホームページで見つけたLED重合用光照射胃の説明)
レジン系(プラスチック)修復材は虫歯治療の詰め物や子どもの虫歯予防のシーラントなどで使用します。
光照射器はこの修復材を高分子化(光重合)させ瞬時に硬化させるための治療器です。
青色LED光は光熱を出さずに高出力の光を発することができます。そのため光照射が短時間で済み、長時間お口を開けている必要がなく、患者様の治療時の負担を軽減できます。
(ご参考:歯医者のホームページで見つけたLED重合用光照射胃の説明)
レジン系(プラスチック)修復材は虫歯治療の詰め物や子どもの虫歯予防のシーラントなどで使用します。
光照射器はこの修復材を高分子化(光重合)させ瞬時に硬化させるための治療器です。
青色LED光は光熱を出さずに高出力の光を発することができます。そのため光照射が短時間で済み、長時間お口を開けている必要がなく、患者様の治療時の負担を軽減できます。
【治療の経緯】
最初の写真を撮り忘れましたが、こんな感じ。(少々お見苦しいですが、ご参考まで。)
向かって左、2本治療したところ。一番奥と、奥から3番目。
向かって左の3本の治療が終了したところ。向かって右の奥から2番目の治療が終了。
向かって右の奥から3番目の治療が終了。残すは1本。(最終形は冒頭の写真)
さて、このあと気になるのは耐久性です。
実は私、歯ぎしり持ちです。毎晩歯ぎしり専用のマウスピースをして寝てます。
この事は今回の新しい先生にもお伝えしてあります。その上でのこの材料での詰め物の判断です。その判断は妥当なものなのか、積極的/攻撃的なものなのか、もしくは無謀なのか。またレポートしたいと思います。
先生は安い材料なのでなにかあればやり直せばいいと言います。今のところその意見に大賛成です。リスクがあるからと言ってセラミックの治療法しか勧めないよりも、この方が良いと思います。
また、かなり歯に密着して詰め物ができる手法で、虫歯になるリスクがこの方が低いそうです。そこにも多いに期待しています。さらにこの治療法の良いところは、この詰め物の材質がレントゲンの影にならないと言う事です。ある程度定期的なレントゲン診察により、より早期の虫歯発見ができる事と思います。
この方法での長い実績は無いと思います。
書いているうちにだんだん自分が実験台の様な気にもなってきました。これで多くの人のためになるならそれもいいと思います。
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