子供と初めての台湾旅行


しばらくぶりのブログ。iPhoneアプリ開発をあきらめたわけではありません。
ちょっと今回は趣向を変えて"初めての台湾旅行"のブログ。

子供と海外旅行。小学生の子持ちの親が、子供とどこへ行ったら楽しめるのだろう。
今回、台湾に行ってみましたので、皆さんの参考になれば、です(小4娘、小1息子)。
2011.12.23 - 26 (23日夜着、26日午後発、実質2日半)

1.台北市立動物園(大人60元、子供30元)
(※1元=2.6円でした)
土曜日。到着したのは9:30頃。エントランスで渡されたパンダ館のチケットは9:50。
すごいよパンダ。動いているだけで感動。屋外、屋内、どちらのパンダもよく動いてました。
子供にデジカメ持たせると夢中で撮ってました。
パンダを見た後はすぐ近くにあるトラム(園内バス)に乗って一番奥へ。
(動物園が山の斜面に作られているので、トラムでてっぺんに行ってから下りてくるのが楽)
まぁその他、旭山的な凄い仕掛けもないし、特に変わった動物がいるわけでもないので
普通に動物園として楽しむだけ。
子供がだれて疲れてきたら頑張らせず終了。安いし。
と、その前にお昼。子供も喜ぶマック。園内にもあるけど、園を出てゴンドラに向かう途中にあるマックがすいてて良い。セットが80元から。こちらも安い。

2.猫空ゴンドラ(往復100元/一人)
ガラス底のゴンドラ、すごい!子供は興奮の絶頂!
ガラス底から見える景色というよりは、そこに立つことが興奮。
底が既に抜けている様な恐怖感。いやー、楽しかった。
コレで往復一人100元で安い!
13:10頃に着いてもらえたのは13:30から搭乗の整理券。13:30から列に列ぶことができて、乗れたのは結局13:50頃。40分待ちも納得の楽しさでした。(ガラス底のゴンドラが4、5台に1台しか来ないのでちょっとイライラしたけど。)
山頂に色々気になる現地の食べ物屋さんがありましたが、子供が興味を示さず。
とんぼ返り。

3.小籠包(家族で600元〜1800元:実績ベース)
今回、とにかくコレを食べることを中心に行動計画を立てました。
2日半で4軒。行った店は日本で購入した「るるぶ台北」に載ってた店からチョイス。
(a)ディンタイホン(ディン泰豐)
(b)ハンジョウシャオロンタンパオ(杭州小籠湯包)
(c)ミンユエタンパオ(明月湯包)
(d)ジンディンロウ(京ディン樓)
子供が食べる食べる。ぱくぱく食べる姿を見るのは気持ちいい。
どの店もそれぞれ特徴があって、非常においしく、楽しかったです。
(a)言わずと知れた有名店。空心菜もおいしかった。5時前に行ったので待たずに入れたけど、出る時には行列してた。

(b)小籠包はここが4店で一番おいしかった。皮が極薄で最高!
お昼時に行ったら現地の人で混んでました。Waitingと言ったら番号が書いた伝票をくれた。順番に番号を呼ぶんだけど、中国語でさっぱり分からない。近くにいたやさしい現地の人が呼ばれたのを教えてくれたのでなんとか助かりました。こちらの話す英語は通じるんだけど、あちらは中国語なので、、、

(c)ここも小籠包の中のスープが最高。蟹味噌小籠包も絶品。
二日目の夕食で。ほぼ満席。

(d)ここはミニ小籠包がおいしかった。子供が一口でぱくぱく食べてた。
最終日、昼食時に行ったけど空いてました。月曜日だからかな。
ここまで小籠包の他にも餃子とかシュウマイとか春巻きとか色々注文して食べたけど、やっぱり小籠包が一番うまいので、この店では小籠包のみの注文でした。(^^;)
あんこが入ったのもデザートにおいしかった。

4.夜市
(c)小籠包(明月湯包)の後、歩いて近くの臨江街夜市へ。
パチンコ、射的に子供はハッスル。かみさんもハッスル。
一回50元か100元。すべて得点によってポイントが付いて、ポイントに応じて景品がもらえる。
景品は日本のファミレスのお子様ランチについてくるおまけと同等な物なので、選ぶのに困ってしまう(^^;)
複数回遊んでポイントを貯めればそれなりな物もあります。

5.故宮博物院(大人160元、子供80元)
子供の最も苦手な分野。でも行きました。二日目。
ここではガイドのレシーバーを一人一台与えたのが正解でした。
一台100元。日本だと500円から1,000円くらいしそう。安いですよね。展示物のガラスケースに書かれた数字を入力して再生ボタンを押すと
ガイドが聞けます。子供が「これってXXなんだって!」って言うのに大げさに「そうなんだ!」と返せば得意顔。しばらくコレで飽きません。
翡翠の彫刻、象牙の彫刻と目玉の展示物を疲れる前に見学。んー、凄いの一言。見て良かった。
疲れたら最上階の喫茶でお茶。展示場は団体客でごった返してたけど、ここはガラガラ。
団体客は寄らないよね。高級感があっていい感じ。
大人はタピオカコーヒーに、タピオカティー。子供は杏仁豆腐、パイナップルケーキ、抹茶ケーキ、ペリエ。
全部で590元。

6.交通(タクシー、電車(MRT))
MRTは年齢ではなく、115cm以下の子供が無料。日本で言うsuicaみたいなカードを使えば運賃20%オフ。20元で市内のたいていのところに行ける。
タクシーは初乗り70元。100元あれば市内のあちこちへ移動できる。
気軽にタクシーが使えるのが嬉しい。歩くのが長くなり、子供がグズグズ言い出したらタクシーに逃げるのが常套手段。黄色いので見分けやすいし、沢山走ってる。フロントガラスから「空車」ランプが見えるのは日本と一緒。
タクシーにするかな、と言っただけで子供が直ぐにタクシーを止めてしまって困ったことも。。。

7.ホテルの朝食
ホテルの周りあちこちで朝食を食べれる感じだったけど、子供とこれから一日闘うことを考えると朝食くらいホテルでゆっくりするのも良いかも。
こちらも身長でチャージ有無があった。ホテルの朝食はやっぱりちょっと高い(330元/子供一人)。
日本と比べれば安いけど、物価からすると。。。
ハワードプラザホテル。キングサイズベッドのツインの部屋で、大人の朝食付きでした。

8.からすみと氷杏仁豆腐
三日目、からすみとスーパーマーケットと、次なるターゲットの小籠包の店が近くに有ると言うことで、中山駅に行きました。
迪化街の近くの永久號というお店。からすみを買いました。
中山駅からちょっと遠かった。。。
お店はるるぶで調べてなかったら、相当入りにくい感じ。迷わず店に入って「からすみ」と
言うと、試食させてくれました。冷蔵庫(冷凍庫?)から均質なからすみをおもむろに
ごろごろっと沢山取り出して列べて勧めてくれます。
上の子がからすみを気に入った。子供でも食べれる癖のない味。子供曰く、チーズの様なたらこの様な味。
日本で買うと高いし、近所では手に入らないので、試食しながら買うのは楽しい。
その後、その近所の甘味店で杏仁露(杏仁豆腐にかき氷がのせられた食べ物)を食べておいしかった。


9.スーパーマーケット
玩具お菓子があるのでそれなりに喜んでました。
パッケージがみんな漢字で書かれてて面白い。
お茶の試飲をさせてくれるおばちゃんがよく日本語をしゃべって面白かった。
おすすめのウーロン茶、パイナップルケーキを沢山買いました。おみやげ。

以上です。

子供曰く、次は動物園と故宮博物院は行かなくていいなぁ。さらに台湾っぽくなくなりそう。

お世話になったWebページ:旅々台北.com  

その他、気づいたこと   
・日本語は使えない。たいていの店に日本語メニューがあるので、指を指せば困らないけど、ホテルでもタクシーでもとにかく日本語が通じることがまれであることには驚いた。
英語はたいていOK。
・驚くほど寒い。沖縄の南なのに、常夏のフィリピンに近いのに、ほとんど日本の冬と同じ。荷物になったらいけないと、羽田の駐車場に停めた車にダウンジャンパーを置いてきたのに、持って行けば良かった。現地の人はダウン着てました。12月の台北は寒い!
・龍山寺も行ったけど、子供はまったく興味なし。
7本のお線香を購入して決められた箇所、7カ所をお祈りして歩くのが作法ということで、そこら中で火のついた線香を持っている人が歩いているので子持ちにはちょっと危険。近くの有名な胡椒餅屋に寄るも、焼けるまでに20分待ちと聞いて退散。
・私の趣味、自転車。台湾のメーカー、GIANTの店を市内で三店ほど見かけた。物価が安いので小物を買うのも楽しい。手袋(950元)を買ったんだけど、ヘルメット(1000元くらいから)も買えば良かった。

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